♪傾いて候♪〜本番六割出したもん勝ち〜

・進行役の学生さんが「藤原啓治さんです～」と言って藤原さんご登場。
色が薄めのサングラスに（目が見える）無精ヒゲ、いつも着てるような縦縞水色ボーダー（薄め）のシャツ。髪はちょっと伸びてるかな・・・
寝起きみたいな感じでいらっしゃいました。

入ってきてマイクをもらい、開口一番「こんなに人がいるのぉ？」と笑い。いますよいますよ！
「結構真面目に喋っていいんだよね？（笑）」

名古屋について質問される藤原さん
「名古屋の味噌煮込みうどんってどうしてあんなに麺が硬いの？」
アレって硬い分類に入るの？

進行役の方からどうして独立してＡＩＲ　ＡＧＥＮＣＹを立ち上げたか質問。
「１５～６年、前の会社（賢プロ）にいたんだけれども何かに所属するということは自由にお仕事をもらえるっていうわけじゃないんだよね。会社が仕事を選んできてこれどう？って決めたりオーディションに行ったりして役をもらうんだよね。
僕は、自分でマネンジメントして、自分の判断で仕事を選んでみたい、と思ったんですよ」
「そして会社を立ち上げる、ってなったら今しかない、って思ったんです。４０代、まだ何かを１から作るというパワーがあるけど
５０代、６０代になったらできないと思う。だから２年半前かな、思いきって会社を立ち上げました」

ＡＩＲ　ＡＧＥＮＣＹの由来
「ダイビング用語がいいかな、って。趣味がダイビングだから、それにちなんだもの・・・って悩んで
そういえばイルカって空気（ＡＩＲ）が（すいません聴き取れませんでした）だから空気っていいよねと思って」
「空気って目に見えないし、もしいきなり会社が無くなっても空気みたいな会社だったよねっていってもらえれば（笑）」

そんなこと思いませんよ私は！！！！ってレポりながら思ってました。

なんでＡＧＥＮＣＹ？
「ＡＧＥＮＴ（エージェント）って単語がいいなぁって思いまして。だからＡＧＥＮＣＹ。～ＡＧＥＮＣＹっていう名前にしたかった」
「候補として「パンク」ってあったんだけどもうその会社があったからやめました。トライっていうのもいいかなって思ったんだけど
語呂が悪いので止めて、知り合いに聞いたらＡＩＲがいいって言われたからじゃあＡＩＲ　ＡＧＥＮＣＹにしよう、と」

会社を始めて良かった事
「仕事をして良かったことも悪いことも全部直接１００％自分で解ることができる。自分で喜怒哀楽を感じられる、僕は全部を
知りたい、人任せにしたくなかったんだな」
「あと、普通に社会人をやりたいっていうのもあった。」
「雇用に関しましては～」会場笑。

「でも最初、一人でどうしようと思っていたら前のプロダクションを家庭の事情で辞めていた人がいて、声をかけたらＯＫが出た。
経理に関しては信頼できる人じゃないと、と思い、探しました」
「現在スタッフは４人、自分から求人したことはないですね」

今後の予定は？
「もっと色々なＣＤを作っていきたい。様々なイベントも開催してみたいね。自分が出るっていうだけじゃなくて。
・・・あぁ歌とかのアルバムも出したい。あと若手が欲しいね」
歌のアルバム、是非出して下さい！！！！！

今の自分のスケジュール
「３０分アニメもので、仕事が午前１０時位からだったら大体４～５時間かかるかな
夕方でもそれくらいかかる」
「今仕事は月に５０～６０本（！？）位。ゲームでしょ、ドラマＣＤにナレーション、勿論アニメもあるしあと学校、映画の吹き替え
それと色々な取材かな」
「夜にゲーム会社の人とかとご飯食べながらお話したりもします」
体は大丈夫ですか？？？？心配になります・・・

「だから寝る時間は今午前３・４時位で起きるのは８時か９時」
「午前中が休みだととてもうれしいね、ゆとりがあるって思っちゃう。よく大丈夫ですか？って聞かれるけど
本当にしんどい時は仕事を入れないね」
「大変でしょ？」会場笑
「正月にしかダイビング行けないんだよね、あの人がたくさんいて料金も高い時にしか（笑）」
「前は伊豆とか小笠原とか行けたんだけど」
「だけど仕事も娯楽の一部かな？って思う。ストレスも溜まるけどリラックスもできる。
限界が来る時があるけど、今は我慢しています」
我慢しないでーーーーーー！！！！！！

原点～声優になって辛かったこと～
「初めは声優になる氣はなかったから学校も行ってないし、声優の仕事を紹介されたときに
実際現場に行ってみて、雰囲気に慣れなかった。あのマイクが何本もあるのが。それで交替で回るでしょ、もう空気が重くて。
口パクが超苦手で。ＮＧばっかだした。その時はできるかなぁ～って思ったりもしたし人間関係の悩みがあった」
「今はお仕事がいっぱい来て嬉しい。何で来るんだろうね？」会場笑
「でも僕はいつも嬉しいからさぁ～」会場爆笑
「大きい役をもらえると素直にうれしいね」
「あとファンレター」
ファンレター発言連発。私毎月出してます！

自分の役の見直しとかするんですか？
「ＤＶＤとかで纏めてみるけど凄い膨大」そりゃそうだ。

好きなキャラクターとかいますか？
「悪い人が多いね（笑）」
「エウレカのホランドとか（この時私一人でやっぱりねと舞い上がってました）、ガンダムのサーシェスとか
ＷＯＷＯＷ、皆見れる？バッカーノ！のラッドの役とか好きです」
「こんな人いちゃいけない！（笑）って思うんだけど、周りの人からは嬉しそうにやってましたよって言われました」
「バットマンのジョーカーの役は、ラッドを見てくれた人が僕を選んでくれたんだと思う」私もそう思います。

藤原さんはどんな人ですか？
「テンションの低いタイプです。人見知りだし、貧乏ゆすりもするしー（笑）」
「洋画のベッドシーンに照れちゃう。恥ずかしい（声を出してくれる藤原さん）」
「いや俺は照れてないんだぜこういうシーンなんだぜって顔を隠してくれるからサングラスしてます」

最近のお仕事は？
「んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー（いや本当に「ん～」が長かった）」
「記憶がない」会場爆笑。

「イベントが多いです。ハガレンとか、ＢＡＳＡＲＡとか？」
「それで思うんだけど、ファンの人はどういう目で僕たちをみているのか不思議」
「ヒューズは好きだけどサーシェスは嫌いって人もいるじゃないですか」
「キャラで好きなのか、僕自身を好きなのか」
「俺ってその氣になっていいのか、すいませんこんな役もらっちゃってってというのかどうすりゃいいの？って思う」
「で、イベントに出ると挙動不審になるからサングラスかけてる（笑）」
「まぁそんな所が面白い」
「前は乗り気じゃなかったけれど今は難しいこと考えずに出られます」

好きな映画とか嫌いな映画とかありますか？
「好きな映画はロマンティックな映画。吹き替えは絶対に観ない。なんで？っていうと昨日コイツと仕事したのに思いだせない！（笑）
俺昨日コイツと飲んだ！とか、ストレスが溜まっちゃうの。あと観ていて、この役は俺の方がうまい！とか思っちゃう（笑）」
「嫌いな映画はヴァイオレンスな映画。気が滅入るから」
私もあまり好きじゃないです。
「映画館で観るっていうのがあまり好きじゃないです。隣でボソボソ言っていたりして、集中して観れない」
「古い映画が好きです。最近は白黒を良く観ます」

では本は？
「僕ね、デビュー当時から村上春樹読んでいたんだけど、今すごいじゃん？天邪鬼だから買わねーぞって思うんだけど
上巻だけ買っちゃいました」
「歴史モノの小説とか東アジア、アジア紀行とか読みます！」←凄く熱入ってました
「コリアン世界の本とかもう１０回位読んだ。人にも薦めます。取り敢えず何でも読みます」

藤原さんと言えばトレードマークは「サングラスとヒゲですが」（笑）どうしてですか？
「２０歳過ぎても産毛で、全然ヒゲ生えてこなくて、ほっといたらこうなった。もう無精髭が定番」
「サングラスは人と目線合わせたくないから（笑）」
「でもね、サングラスはだいぶ色が薄くなってきたんですよ～最初真っ黒で先輩とかにきっと
何だコイツとか思われていただろうね～だんだん薄くしてみたっていうか」
こだわりは？
「人がしているのを見てそれくれ（笑）って言ったり同じもの買ってきてって言ったりこだわりはないです」

やってみたいこととかありますか？
「夢かな～プライベートで沖縄にシーサーが並んでいる家に住んで、のんびりして、仕事ですって言われたら東京、それで
仕事が終わったらまた沖縄・・・夢だね」
「会社こじんまりで健全な会社にしたい。アニメ制作は無理だけど、ゲームの権利とか取ってみたい」
是非取って下さい！！！

子供時代の思い出はありますか？
「ここで俺が無いって言ったらこのコーナー終わっちゃうでしょ（笑）っていうか思い出が無い人いないでしょ」
「僕はカギっ子だったね～」
ここでカギっ子を知らない人がいることに藤原さん驚愕（笑）
「え？知らないのカギっ子？そうか～今の子は幸せなんだな～」
「幼稚園のころから。いつも親がいなくて寂しかった。だから独り言言いながらおもちゃで遊んでた」
藤原さん・・・泣かせます。
「部活は中学で野球、高校でテニスを。ボクシングはジムに通っています」

そしてここから質問コーナーへ突入。
かわいらしい女性の方がトップバッター。
＞「凄いファンです（私もです）座右の銘とかありますか？」
「孤高かな。人と慣れ合わないってことじゃなくて、我が道をいくっていうか。自分自身で道を選んで自分に後悔しない生き方っていう意味で。「昼の光に夜の闇の深さはわかるものか」って言葉に衝撃を受けて」

＞「昔演じたキャラクターをまたゲームや映画などで演じて変わってしまうことはありますか？」
「キャラはすぐに思いだせるので、変わることは無いです」

＞「公式のブログで小野大輔様って書いていらっしゃって気になります」
「（笑）彼はね～ＣＤに出演してもらった関係で。後輩とかには気分で「様」とか呼び捨てで。先輩には「氏」とかで。
飲んでる時のネタの方が書き易い」

＞サーシェスについてどう思いますか？
「どんなにわるい人でも人間ぽさが欲しい。自分がやっているキャラを嫌われたくないってのもあるけど
ソレスタルなんたら（笑）は戦争を止める為に戦争をするって言っているけど結局は同じ穴のムジナじゃないか。
一人くらい、ザックリ思い悩むことがないキャラクターがいてもいいと思う」

＞喉の健康をどのように保っていますか？
「何もいたわってない（笑）本当に、手洗いうがい、あと加湿器。
喉には個人差があります。強い人、弱い人。女の人の方がたいへんじゃないかな。僕は強い方だと思います」

＞エウレカでホランドで「レントン」って言って下さい
なぜかエウレカなのにしんのすけ～！！！！と叫ぶ藤原さん。でもその後
うしろを向いてなりきって「レントンーーーー！！！！」と叫んで下さいました。感動。みんな拍手。
超カッコエエ。
「叫ぶ台詞なのでマイクを少し離しました」プロや。

＞やってみたい役とかありますか？
「ヒゲとサングラスとメガネ以外（笑）最近こういう役ばっかりだから、かっこいい高校生とか好青年がやりたい（笑）」

＞好きな酒の嗜み方を教えてください
「君未成年じゃないんだ～（質問された方は２５歳でした）お酒は、日本酒だね。でチョコチョコ飲むのが一番なんだけど
いつもへべれけになっちゃうね。お酒はね、ちゃんとした酒を良い仲間（少人数）で飲むのが一番美味しい飲み方だと思う
飲み過ぎには注意してね」

＞人が自分の候補だったキャラを演じられているのを見てどう思いますか？
「僕は自分自身のお芝居にしか興味が無いから人の演技はあまり気にしません」

＞ひろしについてどうお考えですか？
「ひろしは、アニメのレギュラー２本目のお仕事で、２７歳の時で、２０代なのに子持の役！！って思って。
確かにクレヨンしんちゃんの「ひろし」のおかげで知名度、人気がでたと思う。
だけどそれ故にはじかれた。僕にはひろしのイメージが強すぎて、「藤原さんにこの役は無理だろ」って思われて
役が回ってこなかった。人気が出た故にはじかれた。
それで僕は、このままじゃ駄目だ、このままひろしで行ったらこの先僕は潰れると思ってひろし以外もできるんだ！
ということを皆に知ってもらおうと色々現場でやってみせた。それで、あぁひろし以外もできるんだ、ということを
スタッフに浸透させる為に何年かかかったね。その当時にはサーシェスとかホランドの役は絶対回ってこなかったと思う。
でもひろしのおかげでキャラクターを派生させていくことができた。」
この時、藤原さんは凄く真剣に話していらっしゃったと思います。
ひろしの葛藤をもの凄く語って下さったのですがメモが追いつきませんでした。


クイズコーナーへ。
・藤原さんの好きな食べ物は？＝白いごはん
・趣味は？＝仕事
・藤原さんを動物に例えるとしたら？＝一匹狼

全くクイズコーナーになっていませんでした（笑）藤原さんの優しさ故。

１時間半はあっという間に過ぎ、さようなら、藤原さん・・・


トークはテンションが低い藤原さんにしてはとても喋って下さいました！！！！
笑いを交えて！！！
でも私の周りの東海学生がボソボソ喋っていて、聞こえないこともあったりして正直腹がたちました。
マイケルジャクソンとか確かにマイケルがいなくなって悲しいのはわかる、でも
興味がないなら違う所に行って欲しかった。
学生特権で入れたのかもしれませんが不快です。
あと悪口。言うなら出てけ！！！好きな人だけ聞けば良い！！
あと座席のいい加減さ。これは本当に東海学園さん、直した方が良いと思います。
真横で寝ていたりこれは呆れました。学生さん、大丈夫？


トークライブが終わり、嬉しさと怒りがフィフティフィフティで精魂尽きた私は
教室の前のベンチへ。


そこで思いがけない出来事が・・・・・・

水を飲んだりして休憩中の私。遠目では影山ヒロノブさんの宣伝＆移動指示が行われていました。
そしてだんだん人通りが少なくなってきたころ・・・・・

藤原さんが出ていらっしゃった！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

いるの私だけ！！！！！別に出待ちしていたわけではありません！！！！

あまりにびっくりして座ったまま
「また東京のコミケで握手会してください」なんてほざいてしまいました・・・

馬鹿！私の馬鹿！ここで怒り度＋１００位。
「また名古屋に来てください」だろここは！！！！！！！！
しかも座って言うな！私！！！アホ！

でも藤原さんから
「ありがとう、頑張ります」
私ハート１００個。

家に帰ってから母に
「何でそん時にサインもらわんかったの！！」と怒られました。